Amazon AppStream 2.0 Workshop 日本語版をやってみた

Amazon AppStream 2.0 Workshop 日本語版をやってみた

Clock Icon2023.05.24

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はじめに

以前、AWS Summit Tokyoに参加した際、Amazon AppStream 2.0に関するセッションを聞き、興味を持ったため、Workshop をやってみました。

AppStream 2.0について、まとめられている記事がありますので、一読されることをおすすめします。

ハンズオンで理解できること

今回のハンズオン内容は、Appstream 2.0 の環境を作成し、アプリケーションをエンドユーザーにストリーミングする方法について学習します。

流れは以下の通りです。

  1. Google Chrome と Notepad++ がインストールされたAppStream 2.0 のカスタムイメージを作成します。
  2. カスタムイメージを使用して Appstream 2.0 のフリートを作成します。
  3. フリートを Appstream 2.0 スタックに関連付けます。
  4. Appstream 2.0 の環境からストリーミングされたアプリケーションに、エンドユーザーとして接続します。

作成する構成

このハンズオンで作成する構成は、Workshopで掲載されている以下です。

引用元:https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/workshops/e324c13e-2ded-4da2-ad9c-f685305156ac/ja-JP/conclusion

目次

  • 01 概要
    • 達成できること
    • 前提条件
  • 02 ラボの開始
    • 自分の AWS アカウントを使用する
    • Getting started at an AWS hosted workshop
  • 03 VPC と サブネット
    • VPC とサブネットの作成
    • 設定の確認
  • 04 AppStream 2.0 Image Builder
    • Image Builder の作成
    • Image Builder に接続する
    • アプリケーションのインストール
  • 05 Image Assistant
    • ストリーミングアプリケーションの追加
    • アプリケーションの動作検証
    • パフォーマンスの最適化
    • イメージの構成
    • イメージの確認と作成
  • 06 フリートのプロビジョニング
    • フリートの詳細設定
    • フリートの構成
    • ネットワークの設定とフリートの作成
  • 07 スタックの設定
    • スタックを作成する
  • 08 エンドユーザーによる接続
    • ストリーミング URL の作成
    • AppStream 2.0 ユーザープール
  • 09 エンドユーザーエクスペリエンス
    • ストリーム配信されたアプリケーションへの接続
    • AppStream 2.0 ツールバーの概要
    • アプリケーションの起動
    • ウィンドウの切り替え
    • ファイルのアップロードとダウンロード
    • クリップボードを使う
    • 設定を表示する
    • 全画面とマルチモニタ表示
    • AppStream 2.0 クライアントを使って接続する
    • セッションを終了する
  • 10 最後に

各章の感想やコメント

  • 03 今回、東京リージョンで、VPCやサブネットをコンソール上で作成しました。ただし、バージニアリージョンなどの特定の地域に限り、CloudFormation テンプレートが用意されております。リソースの削除も一括で削除できるので、おすすめです。
  • 04 Imageは、最新イメージのAppStream-WinServer2019-03-29-2023 (Public)を選択しました。
  • 08 ユーザー認証時、登録したメールアドレスに通知がきますが、私の場合、迷惑メールに振り分けられていたので注意してください。
  • 09 Amazon AppStream 2.0 では、ホームフォルダー(Home Folder)に保存するすべてのファイルは S3 に バックアップされました。一時ファイルフォルダ(Temporary Files)はセッション中の一時的なファイル置き場として機能し、セッションインスタンスが閉じるとすぐにデータが失われることを、手を動かしながら理解できました。
  • 09 ストリーム配信されたアプリケーションに接続時、赤枠のタブバーの機能を1つ1つ解説されているため、操作も大枠理解することができました。
  • 09 「AppStream 2.0 クライアントを使って接続する」
    • ユーザーは、AppStream 2.0 クライアントを使用するか、もしくはWeb ブラウザを使用して AppStream 2.0 ストリーミングセッションを開始できます。
    • ただし、AppStream 2.0 クライアントは、Windows用のため、Macの方は利用できません
  • 10 料金がかかるリソースは、以下の4つですので、不要になった時点で削除しましょう。
    • NAT Gateway
    • Elastic IP
    • フリート
    • イメージビルダー
    • S3バケット:バケット名appstream2-xxxx
      • Workshopには記載がありませんが、NAT Gatewayを削除すると、Elastic IPの料金がかかるため解放しましょう。
      • S3バケットは、Appstream2.0 スタック作成時に作成されますので、忘れずに削除しましょう。
  • 10 片付けでS3バケットを削除する際、バケットポリシーのs3:DeleteBucketがDenyとなっているため、先にバケットポリシーを削除する必要があります。

    • その後、オブジェクトを空にすると、削除できます。

最後に

今回は、Amazon AppStream 2.0 Workshopをやってみました。

Workshopでは、各手順がスクリーンショットで丁寧に解説されているため、エラーを起こすことなく理解しながら進めることができます。

ぜひ利用してみてください!

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